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指揮 ケヴィン・ジョン・エデュセイKevin John Edusei

PROFILE


 現在将来を有望視されている若手指揮者のひとり。バロック作品から現代音楽までの幅広いレパートリーを微細なニュアンスで操る繊細且つ明確な指揮に定評がある。
 2014/15年シーズンからミュンヘン交響楽団の首席指揮者を務めており、同楽団に新風を吹き込むと共に聴衆とも強い絆を築いている。2015/16年シーズンには、ベルン市立劇場の首席指揮者に就任。《ピーター・グライムズ》《ナクソス島のアリアドネ》《サロメ》《青ひげ公の城》《フィガロの結婚》《タンホイザー》といった作品のほか、彼がコンサート形式の新演出を手掛けた《サンフォニー・イマジネール》などを上演している。
 2008年にアテネで開催されたディミトリ・ミトロプーロス国際指揮者コンクールでの優勝を機に、彼の名は一躍有名になった。以来、ベルリン・ドイツ交響楽団、バンベルク交響楽団、シュターツカペレ・ドレスデン、フィルハーモニア管弦楽団、サンクトペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団、ウィーン・トーンキュンストラー管弦楽団、モーツァルテウム管弦楽団、アンサンブル・モデルンといった一流オーケストラから客演指揮者として迎えられている。2017年には、コロラド交響楽団を指揮してアメリカ・デビューを果たす。さらに、BBCプロムスには、チネケ!管弦楽団との共演で初登場した。
 2009年にモーツァルトの《後宮からの逃走》でドレスデンのゼンパー・オーパーに鮮烈なデビューを飾ったすぐ翌年、同劇場でヒンデミットの歌劇《カルディヤック》を指揮。2013年には、ウィーンのフォルクス・オーパーで《魔笛》を披露し、さらにベルリンのコーミッシェ・オーパーで《ドン・ジョヴァンニ》を好演した。2017年には、アムステルダム・コンセルトヘボウの土曜マチネ・シリーズでジョン・アダムスの《中国のニクソン》をコンサート形式で披露し大成功を収めた。
 ヤン・フォーグラー、アルブレヒト・マイヤー、クリストフ・プレガルディエン、アラベラ・シュタインバッハー、バイバ・スクリデ、リーズ・ドゥ・ラ・サール、エドガー・モロー、デヴィッド・オルロフスキー、ダニエル・ミュラー=ショット、チェン・レイス、マルティン・シュタットフェルト、ナレ・アルガマニアン、アンナ・ヴィニツカヤといった第一線で活躍しているソリストたちとの共演も多い。
 2007年、ピエール・ブーレーズが監修したルツェルン・フェスティバルの指揮者コンクールでシュトックハウゼンの大曲《グルッペン》を指揮して入賞。2004年のアスペン音楽祭では、期間中にデイヴィッド・ジンマンによりアメリカン・アカデミー・オブ・コンダクティングのフェローシップに指名された。
 ジャック・ヴァン・スティーン、クルト・マズア、ヨルマ・パヌラ、シルヴァン・カンブルラン、ペーター・エトヴェシュらに師事して音楽を学ぶ。
 ドイツ音楽評議会の指揮者フォーラムに選出されているほか、インターナショナル・アンサンブル・モデルン・アカデミーのフェローシップ、ドイツ銀行が管轄する“Akademie Musiktheater heute”の奨学金も与えられている。

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