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オーケストラ パリ管弦楽団Orchestra de Paris

PROFILE


 フランス屈指の交響楽団であるパリ管弦楽団(OdP)は、同国の建築家ジャン・ヌーヴェルが設計した新たなホール「フィルハーモニー・ド・パリ」のレジデント・オーケストラとして、また国内外でのツアーを通して、年間100以上の公演を届けている。
 OdPによる最初の演奏会は、1967年11月に行われた。指揮を務めたのは、初代音楽監督のシャルル・ミュンシュである。ミュンシュの急逝後、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ゲオルク・ショルティ、ダニエル・バレンボイム(1976年に常設の付属アマチュア合唱団を設立)、セミヨン・ビシュコフ、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クリストフ・エッシェンバッハが順に楽団を率いた。2010年よりパーヴォ・ヤルヴィが音楽監督を務め、2016/17年シーズンにダニエル・ハーディングが同ポストを引き継ぐ。同時に、トーマス・ヘンゲルブロックがアソシエート・コンダクターに就任する予定である。
 OdPのレパートリーは、フランス音楽の伝統の本流に基づいている。並行して、20・21世紀に書かれた現代曲の普及に大きく貢献してきたOdPは、レジデント・コンポーザーの任命や、新作の世界初演にも力を入れている。これまで初演を任された作曲家に、クセナキス、ベリオ、カーター、アミ、デュサパン、ダルバヴィ、デュビュニョン、マヌリ、サーリアホ、マントヴァーニ、ストロッパ、武満、ベッファ、タンギーらがいる。2015/16年シーズンには、エリッキ=スヴェン・トゥールの《Sow the Wind》、イェルク・ヴィトマンのヴィオラ協奏曲(独奏:アントワン・タメスティ)、リシャール・デュビュニョンの《Caprice pour orchestre II》を世界初演する。
 同シーズン中は、フィルハーモニー・ド・パリのオープニング・コンサートの直後に、パーヴォ・ヤルヴィの指揮/エレーヌ・グリモーの独奏により、ミラノ・スカラ座で演奏。11月にはパーヴォ・ヤルヴィと共に、ソル・ガベッタとゴーティエ・カプソンをソリストに迎え、ブダペスト、ウィーン、エッセン、ベルリン(ベルリン・フィルハーモニー・ホール)、ミュンヘン、フランクフルト、ブリュッセルを周る。
 OdPは若い聴衆の開拓と育成にも積極的に取り組んでおり、日々多様化しているアウトリーチ活動(学校コンサート、ファミリー・コンサート、公開リハーサル、ワークショップ、継続的な音楽鑑賞会、テーマ別音楽講座など)の対象は、幼稚園から大学まで、あらゆる年齢層・教育機関におよぶ。2015/16年シーズン中には、楽団員たちが4万人以上の子どもたちに、オーケストラ音楽の魅力を届けている。
2014年にBel Air ClassiquesレーベルよりリリースしたDVD『R.シュトラウス:エレクトラ』(指揮:エサ=ペッカ・サロネン、演出:パトリス・シェロー/エクサン・プロヴァンス音楽祭2013)は、グラミー賞を獲得。2015年にはEratoレーベルからCD『デュティユー:交響曲第1番、メタボール、他』(指揮:パーヴォ・ヤルヴィ)を発表し、多数の賞に輝いた。同レーベルからは、2015年秋に『ラフマニノフ:交響曲第3番、交響的舞曲、ヴォカリーズ、「岩」、他』もリリース。才能あふれる楽団員たちの演奏をより多くの聴衆に届けるべく、「Radio Classique」「Arte」「Mezzo」などと強力なパートナーシップを築きながら、視聴覚メディアにおける存在感のさらなる向上にも努めている。
2016年9月よりダニエル・ハーディングが音楽監督を務める。

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OdPは、フランス文化省ならびにパリ市より助成を得ている。さらに、メイン・メセナであるユーログループ・コンサルティング、若い聴衆を対象とするアウトリーチ活動のメセナであるケス・デパーニュ・イル・ド・フランス貯蓄銀行、会員組織「パリ管弦楽団サークル」より、支援を受けている。

公式サイト:
www.orchestredeparis.com

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