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オーケストラ NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団NDR Elbphilharmonie Orchestra

PROFILE


 1945年創立。ハンブルク北ドイツ放送交響楽団(NDR Sinfonieorchester Hamburg)は、2017年1月、同地に新ホールのエルプフィルハーモニーが建ち、そこを本拠にすることに合わせ、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団(NDR Elbphilharmonie Orchestra)と改称した。

 オーケストラの性格を決定づけたのは、四半世紀以上にわたって君臨した初代首席指揮者ハンス・シュミット=イッセルシュテットである。シュミット=イッセルシュテットの時代には、ヴィルヘルム・フルトヴェングラー、ハンス・クナッパーツブッシュ、エーリヒ・クライバー、オットー・クレンペラー、フェレンツ・フリッチャイ、そしてカール・ベームといった名だたる指揮者が客演指揮者として指揮台に立った。1970年代にモーシェ・アツモン、クラウス・テンシュテットが首席指揮者を務めた後、ギュンター・ヴァントが20年にわたってオーケストラを率い、シュミット=イッセルシュテット以来の緊密な関係を築き上げた。ヴァントは1982年に首席指揮者に任命され、1987年には早くも永久名誉音楽監督となり、2002年に死去するまでNDRの活動を主導し続けた。1990年代にジョン・エリオット・ガーディナーとヘルベルト・ブロムシュテットが首席指揮者を務めた後、1998年にはクリストフ・エッシェンバッハが首席指揮者となった。そして2004/05年のシーズンからは、クリストフ・フォン・ドホナーニが偉大な先人の後を継ぎ、さらにオーケストラの国際的な名声を高めた。 
 2011年からは、トーマス・ヘンゲルブロックが首席指揮者を務めている。彼は、実験的な楽曲解釈と型破りなプログラムで知られているが、ヘンゲルブロックの新しい音楽スタイルと人に感動を与える音楽の伝え方、さらに革新的な表現形式は、例えば毎シーズンの最初に行う『オープニング・ナイト』のコンサートがそうであるように、オーケストラや観客、批評家たちに楽観的かつ新しく何かが始まるというムードをもたらしている。ドイツ、ヨーロッパ、日本でのツアーの成功とシュレスヴィヒ=ホルシュタイン音楽祭でのコンサートは、ドイツ国内外で好評を博した。2014年には、ヘンゲルブロック指揮のもとバーデン=バーデン・イースター音楽祭にオーケストラピット・デビューを果たしている。ヘンゲルブロックとNDRとの良好な関係は、数ある中でも特にソニーからリリースしたメンデルスゾーン、シューマン、ドヴォルザーク、シューベルトのCDや、最近ハンブルク稿で録音したマーラーの交響曲第1番、また初稿版の冒頭を復活させたブラームスの交響曲第4番などを聴けば明らかだろう。
 2019/20年シーズンからは、アラン・ギルバートが首席指揮者に就任する。

CONCERTS

NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団

2018年11月4日 (日) 14:00 開演 (13:30 開場)

サントリーホール
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