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指揮 /ヴァイオリン オーギュスタン・デュメイAugustin Dumay

PROFILE


今世紀を代表する、そして「イザイ、デュボア、グリュミオーに続く、フランコ・ベルギー楽派の正統な継承者」と評されるフランス最高のヴァイオリニスト/指揮者。1979年にカラヤン指揮ベルリン・フィルのソリストに抜擢されて以来、小澤征爾、サヴァリッシュら大指揮者のもとコンセルトヘボウ管やロンドン響など世界最高のオーケストラと共演を続け、主要音楽都市でのリサイタル、有名音楽祭への出演など活動は枚挙に暇がない。ピアノのピリスとの名デュオはCD などでもあまりにも有名。近年は指揮者としても活動し、2008年からはリスボン・メトロポリタン・オーケストラの音楽監督、また首席客演指揮者を経て2011年からは関西フィルの音楽監督を務める。
ファンタジーと情熱あふれる演奏
ヨーロッパの伝統を受け継ぐ貴重な名手


 ファンタジーと情熱あふれる演奏が魅力の、貴重なヨーロッパ産ヴァイオリニスト。生粋のパリジャンで、幼い頃からミルシテイン、シェリング、シゲティに 高く評価され、グリュミオーにも師事。1979年カラヤンに指名されて大成功を収めて以来、コンチェルトや室内楽に活躍を続けている。
 CD=ドイツ・グラモフォン/ユニバーサル ミュージック、東芝EMI


●プロフィール

 1949年パリ生まれ。10歳でパリ音楽院に入学するが、2年間在学した後は個人教授について音楽教育を受けた。14歳の時モントルー音楽祭でリサイタ ルを開き、シェリングに認められる。ミルシテイン、グリュミオーにも師事。1979年カラヤンに招かれてパリの特別祝賀コンサートに出演し、直後にコリ ン・デイヴィス指揮ベルリン・フィルとも共演。以来、ヨーロッパの主要オーケストラと定期的に協演し、著名な国際音楽祭にも出演。リサイタルも各地で開い ており、室内楽でも高い評価を得ている。ドイツ・グラモフォンとEMIレーベルに録音し、フランス・ディスク大賞とグラモフォン賞を受賞している。
 2011年1月、2008年から客演指揮者を務めていた関西フィルハーモニー管弦楽団の音楽監督に就任した。

 使用楽器はLVMH財団から貸与されている、ストラディヴァリウスの"Le Reynier" 1727。

 ソリスト、指揮者、室内楽奏者というデュメイの三つの<顔>を代表する二枚組CD(ベートーベン:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第8番/ブラームス:弦楽六重奏曲第1番)を発売。2016年5月にはケント・ナガノ指揮モントリオール交響楽団とのバルトークのヴァイオリン協奏曲第2番の最新版を発売した。


●コンサート評から


 「オーギュスタン・デュメイはイザイ、デュモア、彼の師たるグリュミオーと続く高貴なベルギー楽派の正当な継承者として我々の前に立っている。しかし、 こうした先駆者のだれか一人でも、果たしてこのシューマンとブラームスのソナタをもっと説得力をもって演奏できただろうか。2人のソリストからこれほどの 深いダイナミックに満ちた演奏が聴けて満足としか言いようがない。シューマン「イ短調ソナタ」は外部楽章で協奏のうねりがごく自然に流れ、演奏家によって はしつこく執着する見せかけの苦悩とも無縁、中間楽章アレグレットは問いただす様な表現が素晴らしい。ブラームス「ニ短調ソナタ」は4楽章ともぐっと前に 押し出した演奏で、断固とした力にあふれていた。ラヴェル「ツィガーヌ」が1時間にわたるこの大コンサートを高らかに締めくくった。 (BBC ウィグモ ア・ホール)

タリー・ポーター (ザ・ストラッド 2000年4月号)

CONCERTS

オーギュスタン・デュメイ ヴァイオリン・リサイタル

2017年9月29日 (金) 19:00 開演 (18:30 開場)

紀尾井ホール

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