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指揮


指揮
リッカルド・シャイー
Riccardo Chailly, Conductor
  イタリア、ミラノ出身のリッカルド・シャイーは、指揮者としてオーケストラ・コンサートからオペラまで広い範囲で八面六臂の活躍をしている。これまでにベルリン・フィル、ウィーン・フィル、パリ管、ロンドン響、ニューヨーク・フィル、クリーヴランド管、フィラデルフィア管、シカゴ響などを指揮し、世界の超一流のオペラ・ハウス、例えばミラノ・スカラ座(1978年デビュー)、ウィーン国立歌劇場、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、ロンドン・コヴェント・ガーデン歌劇場(1979年デビュー)、ミュンヘン・バイエルン国立歌劇場の指揮台に立ってきた。1984年ザルツブルク音楽祭の開幕コンサートを指揮したのに続いて、1988年、1996年、1998年の3回コンセルトヘボウ管を率いてザルツブルク復活祭音楽祭に出演した。1982年から89年までベルリン放送響の首席指揮者、1982年から85年までロンドン・フィルの首席客演指揮者を務めた。1986年から93年まではボローニャ・コムナーレ歌劇場で数多くのオペラ上演を指揮し大成功を収めている。1996年、ヴェルディ《イル・トロヴァトーレ》でチューリヒ歌劇場にデビュー。1999年9月には、ミラノ・ジュセッペ・ヴェルディ響の音楽監督に就任。
  リッカルド・シャイーはデッカ・レコードと専属契約を結び、幅広いレパートリーを録音している。これらのCDは、グラモフォン賞を2回、ディアパゾン金賞を4回、エディソン賞を2回、ACCディスク大賞、日本レコード大賞、トーブラッハ作曲協会賞を獲得したほか、グラミー賞に2回ノミネートされている。最近、2つの有力な音楽雑誌、「ディアパゾン」(仏)と「グラモフォン」(英)から「アーティスト・オヴ・ザ・イヤー」に指名された。
  1988年、ロイヤル・コンセルトヘボウ管の常任指揮者に指名されて以来、シャイーは国際的にオーケストラの名声を高めたシンフォニー・コンサートと並行して、豊富な20世紀作品群や前衛作品群の指揮にも積極的に取り組み、熱心な聴衆の数を急激に増やした。またアムステルダムのクリスマス・シーズンのマチネでは、ヴェルディ、ロッシーニ、レオンカヴァッロのオペラ(抜粋)を演奏会形式で上演し、一段と高い評判を得た。また、1995年5月のマーラー・フェスティバルでシャイーが指揮した交響曲第1番と第8番はフェスティバルの白眉だった。さらにシャイーの活躍は外国ツアーにも及び、重要なヨーロッパの音楽祭(ザルツブルク、ルツェルン、ウィーン芸術週間、ロンドン・プロムズ)をはじめ、日本、韓国、中国、南北アメリカなどの公演を指揮している。この他、ネーデルランド・オペラの公演では、ストラヴィンスキー《炎の天使》、ヴェルディ《ファルスタッフ》《オテロ》、プッチーニ《トスカ》を指揮している。
  コンセルトヘボウ管との活動に加えて、シャイーはまた、他の著名なオーケストラと度々共演し、オペラでも定期的にミラノ、アムステルダム、チューリヒの各オペラ・ハウスで指揮棒をとっている。
  1994年イタリア共和国上級騎士勲章を受章、1996年にはロンドン王立音楽アカデミーの名誉会員となった。アムステルダム管の常任指揮者就任10年を記念して、1998年11月ベアトリクス女王から「オランダ獅子勲章爵位」の称号を贈られ、晴れて騎士の身分となった。故国イタリアでも、同じ1998年に「イタリア共和国大十字騎士」に叙せられている。
 
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