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オーケストラ
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
Royal Concertgebouw Orchestra

 1888年の創立直後より、コンセルトヘボウ管弦楽団はヨーロッパ最高のオーケストラに名を連ねるようになった。リヒャルト・シュトラウスは1897年に「実に素晴らしい。若々しい活力と熱意に満ちている」と表現した。
  1988年にはロイヤル(王立)の称号を与えられている。
  これまでに1000を超える録音を行い、世界中で最も権威あるオーケストラのひとつと評価されている。歴代の首席指揮者の数は限られたものであり、そのことがこのオーケストラの発展の上で重要な役割を果たした。

 

〜 楽員たち 〜
  ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団は、その「ベルベットのような弦、黄金の金管、類希な個性的音質をもつ木管」が世界中で称賛されている。オーケストラ独特の音と柔軟性を生み出す演奏文化を守っているのは、その楽員たちである。現在120名の優れた演奏家たちが、共に最高水準の演奏を作り上げている。

〜 作曲家たち 〜
  ウィレム・メンゲルベルクが首席指揮者を務めた50年の間に、R. シュトラウス、マーラー、ドビュッシー、ストラヴィンスキーをはじめとする様々な作曲家がコンセルトヘボウ管弦楽団を指揮した。また、バルトーク、ラフマニノフ、プロコフィエフといった著名作曲家が、自らの作品にソリストとして登場した。それぞれの時代の作曲家との密接な関係は、その後もマデルナ、ヴァレーズ、スハット、ベリオ、ノーノ、ジョン・アダムズをはじめとする多くの作曲家に引き継がれている。

〜 マーラーとブルックナーの演奏 〜
  コンセルトヘボウ管弦楽団は後期ロマン派の作品の演奏で国際的に高く評価されている。マーラー自身が何度も指揮した歴史に根差すマーラー演奏の伝統は、1920年と1995年のマーラー音楽祭で最高潮に達した。ベルナルト・ハイティンクはマーラーの交響曲全曲録音やクリスマス・マチネで印象深い。 ブルックナーもまた、コンセルトヘボウ管弦楽団のレパートリーに重要な地位を占めている。戦後、エドゥアルト・ヴァン・ベイヌムはフランス音楽とブルックナーの交響曲に人々の関心を引き寄せた。
  リッカルド・シャイーはコンサートでの演奏やCD録音を通じて、オーケストラのマーラーとブルックナーの伝統の復活に寄与した。
  そしてマリス・ヤンソンスと新しい時代が到来、マーラー、ブルックナー、R.シュトラウスはもちろんだが、2006年に生誕100年を迎えたショスタコーヴィチのプロジェクトなどレパートリーをさらに拡げている。
  ヤンソンスは、首席指揮者に就任して最初の2シーズンで、ハイドン、モーツァルトからヘンツェの新作に至るまで、広大な範囲の曲を指揮した。

〜 客演指揮者たち 〜
  カール・ムック、ブルーノ・ワルター、オットー・クレンペラー、ピエール・モントゥー、オイゲン・ヨッフム、カール・ベーム、ヘルベルト・フォン・カラヤン、ゲオルグ・ショルティ、ジョージ・セル、カルロス・クライバー、レナード・バーンスタイン、サー・コリン・デイヴィス、クルト・ザンデルリンク、キリル・コンドラシン、カルロ・マリア・ジュリーニ、クルト・マズア、ロリン・マゼール、クリスティアン・ティーレマン、そして名誉客演指揮者のニコラウス・アーノンクールらがコンセルトヘボウ管弦楽団を客演指揮し、その一人ひとりがオーケストラの音とレパートリーの向上、発展に大きく貢献した。

〜 コンセルトヘボウ 〜
  建築家A.L.ファン・ヘントが設計したコンセルトヘボウは1888年4月11日に落成、その6ヶ月後の11月3日、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団が最初の公演を行った。コンセルトヘボウはその素晴らしい音響により、瞬く間に有名になった。1980年代には新しい棟が増築され、改築された。近年になって大ホールの内装が全面的に修復されている。コンセルトヘボウは100余年にわたりオランダのクラシック音楽の中心であり、2005年には入場者数は814,158名に達し、世界で最も多くの聴衆を集めるコンサート・ホールとなった。

〜 RCOライヴ 〜
  RCO Liveは2004年以降、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団独自の独立レコード・レーベルとなっている。RCO Liveは、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団がその本拠地であるコンセルトヘボウで行ったライブ録音だけをリリースしている。このレーベルでの録音は、首席指揮者マリス・ヤンソンスや、同管弦楽団を定期的に指揮している著名客演指揮者たちによる演奏となる。そして演目は同管弦楽団の馴染みのレパートリーとなっている交響曲はもとより、新作や知名度の低い作品も含まれる。RCO LiveからリリースされるディスクはCodaex(ベネルクス諸国、ドイツ)、Harmonia Mundi(アメリカ、イギリス、フランス)、キング・インターナショナル(日本)で販売される。その他の国へはCodaex Belgiumから輸出されている。

〜 歴代の首席指揮者 〜
  1888-1895 ウィレム・ケス
  1895-1945 ウィレム・メンゲルベルク
  1945-1959 エドゥアルト・ヴァン・ベイヌム
  1959-1988 ベルナルト・ハイティンク
  1988-2004 リッカルド・シャイー
  2004−   マリス・ヤンソンス



LINKS
 ・ ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団 (公式サイト)
 ・ マリス・ヤンソンス (首席指揮者)

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