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| オーケストラ 2006 6.2〜6.10 |
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ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
大植英次 : 指揮
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Radio-Philharmonie Hannover des NDR / Eiji Oue |
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ロバート・ディーン・スミス : テノール
リオバ・ブラウン : ソプラノ
クリストフ・シュテフィンガー : バス
琴線に触れる感動の音楽で世界へ羽ばたく大植が
ヨーロッパの手兵を率いてお届けする
渾身のワーグナーとベートーヴェン
アメリカからヨーロッパへ拠点を移した後も、地に足の着いた活動と正統的プログラムで圧倒的な評価を得ている大植英次。2005年夏にはバイロイト音楽祭に、日本人指揮者として初めて出演、《トリスタンとイゾルデ》を指揮するという快挙によってその評価をますます揺るぎないものとしている。
とりわけ長い時間をかけて信頼関係を築いてきたハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニーとのコンビは、単なるテクニックの卓抜さを超え、音楽そのものの熱い感動で、地元ハノーファーでも圧倒的な人気を得ている。
待望の日本ツアーでは、本格的歌手を招き、バイロイト音楽祭での成功を体感できるワーグナー《ワルキューレ》第1幕や、彼らの最も大切で得意なレパートリーの一つであるベ
ートーヴェンの交響曲から《田園》と《運命》という、大変魅力的なプログラムが用意されている。
また、公演に先立って各地におもむき、地元のアマチュア団体との交流も予定するなど、「地域密着」の活動にも余念がない。
CD=NDR
●プロフィール
ハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー
1950年の創立以来、常にドイツで最も定評あるオーケストラの一つに数えられてきた。ビリー・シュタイナー、アルド・チェッカート、ズデネク・マカル、ベルンハルト・クレーらが歴代の首席指揮者を務め、フランス、デンマーク、オランダ、スウェーデン、ユーゴスラヴィア、日本など海外ツアーも多く行っている。
1998年10月からは大植英次を首席指揮者に迎え、年20回に及ぶ定期公演、休日昼間のコンサート「クラシック・エキストラ」シリーズ、ドイツ各地へのツアーや音楽祭参加など意欲的な活動を展開して高い評価を得ている。
大植英次 (首席指揮者)
1957年広島市生まれ。桐朋学園で斎藤秀雄に、ニューイングランド音楽院でラリー・リヴィングストンに学ぶ。アバド、コリン・デイヴィス、マズアらのマスタークラスにも参加。タングルウッド音楽祭で恩師バーンスタインに出会い、世界各地の公演に同行。1980年クーセヴィツキー大賞、1981年ザルツブルク・モーツァルテウム指揮者コンクール第1位受賞。
バッファロー管正指揮者、エリー・フィル音楽監督としてオーケストラ・ビルディングにずば抜けた手腕を発揮し、1995年ミネソタ管弦楽団の音楽監督に大抜擢される。意欲的なコンサートと活発な地域活動で多くの音楽ファンや市民から愛され、また、CDが5回グラミー賞にノミネートされ、同団初のヨーロッパ・ツアーや日本ツアーでも驚異的な大成功を収めるなど、同団をアメリカ屈指のメジャー・オーケストラの一つに育て上げた。2002年夏に辞任。
1998年10月にハノーファー北ドイツ放送フィル首席指揮者に就任。 2003年4月から故朝比奈隆の後を継ぎ、大阪フィルの音楽監督も務める。 さらにニューヨーク・フィル、フィラデルフィア管、ミュンヘン・フィルはじめ多くの一流オーケストラから客演に招かれている。日本では、N響、読売日響、新日本フィル、大阪フィルに登場している。ハノーファー音楽大学終身正教授。
●コンサート評から
98年から首席指揮者をつとめる大植英次に率いられ初来日。素朴な地方色を残しながら、大植のモダンな感覚に染まりつつあるという印象をあたえるオーケストラだ。この日の演奏で聴き応えがあったのはベートーヴェンの《英雄》。(中略)イン・テンポによる快速なアレグロが若々しく率直な活力を発散させる。第4楽章の「ポーコ・アンダンテ」の中で、ホルンの主題の出現を準備するクレッシェンドで4小節ごとに画然と音量が強められて行き、作品の力強い構築感が強調されたあたり、大植の緻密な設計を聴き取ることができよう。(中略)アンコール4曲のうち最後のスメタナの《道化師の踊り》で大植は客席から手拍子を引き出した。とにかく楽しんで帰ってもらおうという姿勢を常に打ち出す人である。
(6月9日 サントリーホール)
東条 碵夫 (音楽の友 2004年8月号)
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