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| オーケストラ 2006 10.4〜10.9 |
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マーラー・チェンバー・オーケストラ
ダニエル・ハーディング : 指揮 |
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Mahler Chamber Orchestra / Daniel Harding |
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全世界が注目!破竹の快進撃を続ける俊英
ハーディングの今を聴く
若きマエストロ・ハーディングの周りにはホットな話題がいつも絶えない。
2006年〜ロンドン交響楽団首席客演指揮者就任。2007年〜スウェーデン放送響音楽監督就任。このふたつのビッグ・ニュースが飛び込んできたのはほとんど同じ時期であり、
まさに楽壇の寵児として、皆がその才能に期待を寄せている証しである。 そのハーディングが今現在の活動の中で最も時間を割き、濃密な関係を築いているのが、2003年のシーズンから音楽監督を務めているマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)である。
音楽監督就任直後の2003年9月の来日公演でいきなり注目を集めたこのコンビが、熟成の時を経て、いよいよ待望の再来日を果たす。
フレッシュで勢いのある“今=旬”を聴くこの機会もまた間違いなくホットな話題となるだろう。
CD=ヴァージン・クラシックス/東芝EMI
●プロフィール
マーラー・チェンバー・オーケストラ
マーラー・チェンバー・オーケストラは、1997年グスタフ・マーラー・ユーゲント・オーケストラから、クラウディオ・アバドに選抜された演奏家たちによってプロの室内管弦楽団として創設した。極めて質の高い音楽家たちが一体となり、融通自在なリハーサル環境を作りながら、バロックから現代音楽にわたる広範囲のレパートリーを実験的に研究していくことを目標に活動している。国家の支援を一切受けない自主経営のオーケストラであるこのオーケストラの革新的なコンセプトは、第一級のプロジェクトと、計画的に多方面にわたるように組まれた企画、制作によって財政基盤を確固たるものにしていることである。 マーラー・チェンバー・オーケストラは、数々の指揮者たちと独奏者とで活動している。
ゲストアーティストや曲目の選択は、MCOのメンバーから選ばれた理事会によって決定される。芸術的には、クラウディオ・アバドや1998年に首席客演指揮者だったダニエル・ハーディングと強いつながりを持っている。
ダニエル・ハーディング (音楽監督)
若い世代の指揮者の中で最も注目されている一人である。バーミンガム市交響楽団でサイモン・ラトルのアシスタントを務め、1994年にプロデビューを果たす。1995ー96年のシーズンにはベルリン・フィルでアバドのアシスタントを務め、1996年にベルリン・フィルにデビューを飾る。 その後、ドレスデン歌劇場管、ミュンヘン・フィル、リヨン国立管、オスロ・フィル、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス響、フランクフルト放送響、フィラデルフィア管、アトランタ響などと共演を重ねる。2004年12月にはマーラーの交響曲第10番を指揮してウィーン・フィルと初共演、高い評価を得た。オペラでもヨーロッパ各地で目覚しい活躍を続けている。
2002年、フランス政府より芸術文化勲章シュヴァリエを受賞。
2003ー04年シーズンからマーラー・チェンバー・オーケストラ(MCO)の初代音楽監督に就任。2006ー07年シーズンからロンドン交響楽団の首席客演指揮者に就任する。
●コンサート評から
それにしても小柄でひょろりとした28歳の青年ハーディングの一体どこに、若いメンバーたちを強力に牽引するカリスマ的な力が潜んでいるのだろう。
彼の的確かつ雄弁な手の動きをみていると、その両腕は目の前の楽員たちだけでなく、やがて世界の楽壇を牛耳るのではないかとさえ思えてくる。
(9月9日 東京サントリーホール)
大木 正純 (毎日新聞 2003年9月22日)
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