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ギター
マリア・エステル・グスマン
Maria Esther Guzmán, Guitar

 マリア・エステルの母方は代々がゲルボスという姓をもつ音楽家の流れを汲み、彼女はその第8代目にあたる。オランダからスペインにやってきた第1代は、カルロス1世の聖歌隊に入り、その後の長い音楽家系の基盤を築いた。
  この名家を引き継ぐマリア・エステルはセビーリャに生れ、4歳で同地のロペ・デ・ベガ劇場でデビュー。11歳でスペイン国営放送局が催した音楽コンクールの優勝者になり、12歳の時に巨匠アンドレス・セゴビアにその演奏を讃えられ、アドヴァイスを受けた。
  セビーリャ音楽院でアメリカ・マルティネスに師事し、1985年最優秀特別賞を得て卒業。その後、カルレバロ、ブローウェル、ディアス、ラッセルなどマスタークラスを受ける。コンクールでは国内で6度入賞。海外では13度入賞。
  その後休むことのない演奏活動を続け、ヨーロッパ、アジア、アメリカの主要なステージを踏み、アセンシオ、ブローウェル、メーダーズ、アロンソ、フロレア・フアン・ロメロらの指揮によるオーケストラとも共演している。
  ソロ活動の他に、フルートのルイス・オルデン、ギターの手塚健旨、ヴァイオリンのユリ・マナガゼ、オルガンのホセ・エンリケ・アジャーラ、チェロのディルク・バンヒユーゼともコンビを組み活躍を続ける。
  1988年からの日本ツアーは毎年恒例になっており、一枚のレコード、18枚のCD、4本のビデオを製作。
  1994年アンダルシア音楽賞と、“フリアン・アルカス”のCDで音楽誌「リズム」より特別音楽賞を受賞。1998年には音楽家生活25周年(銀婚式)が、セビーリャ音楽協会より表彰された。
  現在、サン・フランシスコ・デ・パラウ音楽院のクラスを受け持ち、海外でもマスタークラスを行っている。2002年にセビーリャのサンタ・イサベル・デ・フングリア王立アカデミーの会員に任命された。


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