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ニューヨーク・タイムズ紙が「クラシック音楽界で最もホットなアーティスト」と認めるラン・ランは、現在25歳。世界の主要都市で開催されるリサイタルやコンサートは軒並み売り切れ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、そしてアメリカのトップ・オーケストラ全てと協演した初の中国人ピアニストである。今までに、世界最高峰のオーケストラと著名な指揮者たち、アシュケナージ、バレンボイム、シャイー、サー・コリン・デイヴィス、デュトワ、エッシェンバッハ、ゲルギエフ、ヤンソンス、レヴァイン、メータ、マゼール、ウェルザー=メスト、ムーティ、ケント・ナガノ、小澤征爾、サー・サイモン・ラトル、サロネン、スラトキン、テミルカーノフ、ティルソン=トーマスらと協演してきた。
2007年、ラン・ランは世界中を幾度となく行き来し、世界中の数多くの都市で演奏した。夏には、ベルリンのヴァルトヴューネでバレンボイム指揮ベルリン・シュターツカペレと協演、他にも数回の野外コンサートに登場し、数万人の聴衆を魅了した。チャールズ皇太子の招きにより、エリザベス皇大后を記念して委嘱されたピアノ協奏曲を演奏、12月にはエリザベス2世も臨席した英国の「ロイヤル・バラエティ・パフォーマンス」にも出演、その模様はテレビ放送され1300万人が視聴した。同年秋、第10回北京国際音楽祭に、彼自身のステージ・デビュー20周年を祝して10曲のピアノ協奏曲を演奏、また、ローマ映画祭のオープニング・コンサートにも出演。12月、ストックホルムで開催されたノーベル賞コンサートのゲスト・ソリストにも選ばれ、受賞者と王室の臨席を仰いだ。
大晦日には北京のナショナル・センター・フォー・ザ・パーフォーミング・アーツの柿落としとなったコンサートに小澤征爾とともに出演、明けて2008年も、非常に注目に値する演奏活動が目白押しである。ユーロ・カップ閉幕時にシェーンブルン宮殿前で開催されるウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とのコンサートや、ニューヨークのセントラル・パーク、ハリウッド・ボール、シカゴのラヴィニア音楽祭、ドレスデン、ハンブルクでの野外コンサートに出演。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のジルベスター・コンサートのテレビ放送ではヨハン・シュトラウスの「中国のギャロップ」作品20を紹介した。名歌手マリア・マリブランに敬意を表して2008年冬に開催される特別公演にはチェチーリア・バルトリ、マキシム・ヴェンゲーロフとともに参加する。リサイタル・ツアーではカーネギー・ホールのグレート・アーティスト・シリーズを含むアメリカ12都市を訪問する。過去の夏のオリンピック開催都市を歴訪する“オリンピック・ツアー”をチャイナ・フィルハーモニックとともに行い、その後、ロンドンのプロムスでリサイタルも予定している。
ラン・ランは3歳よりピアノを始め、瀋陽ピアノ・コンクールで優勝、5歳で最初のリサイタルを行う。9歳で北京の中央音楽学院に入学。若い音楽家のためのチャイコフスキー国際コンクール(仙台)において優勝。13歳の時に北京コンサート・ホールでショパンの24の練習曲全曲を演奏。17歳の時に「世紀のガラ」コンサートで急遽シカゴ交響楽団とチャイコフスキーの協奏曲を代演、スターダムにのし上がった。この華々しいデビューに続き、世界中でコンサートを成功させ、ロンドン・タイムズは「ラン・ランはアルバート・ホールの満席の聴衆を圧倒した。この瞬間新たな歴史が刻まれた」と報じた。ジェイ・レノの「トゥナイト・ショー」に2度出演している他、「グッド・モーニング・アメリカ」、「60ミニッツ」にも出演。世界の主要テレビ・ネットワークやニュース、また、「ヴォーグ」、「GQ」、「ディー・ヴェルト」、「リーダーズ・ダイジェスト」、「ピープル」等の雑誌が彼を採り上げている。シカゴ・トリビューンは「最も偉大でエキサイティングな鍵盤奏者。何年かにひとりの逸材」と賞賛している。
2004年、ラン・ランは国際連合児童基金(ユニセフ)の国際親善大使に任命された。子供たちの間でも人気が高まったことを受け、スタインウェイ社は初心者の子供たちの音楽教育用に5タイプの「ランラン・スタインウェイ」を設計および製作した。アーティスト名を冠したピアノを製作したのは、同社スタインウェイ150年の歴史で初めてのことだ。子供たちへの深い愛情から「ラン・ラン国際音楽財団」を設立、様々なアウトリーチ・プログラムを通じて若い聴衆の拡大と次世代の音楽家の啓蒙に心血を注いでいる。彼は現在、カーネギー・ホールの教育プログラムのひとつ、ワイル・ミュージック・インスティテュート(WMI)のアドヴァイザリー・コミッティーに名を連ね、同ホールのアーティスティック・アドヴァイザリー・ボードの最年少のメンバーでもある。さらに、アウディおよびモンブラン両社のグローバル・ブランド大使、モンブラン文化賞アート・パトロネージ・アワード会長も務めている。
ラン・ランはモナコのアルバート王子、コフィー・アナン元国連事務総長、ブッシュ大統領、エリザベス女王、胡錦濤主席、ドイツのホルスト・ケーラー大統領、インドのアブドゥル・カラーム大統領、チャールズ皇太子、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領ら、世界各国の指導者たちの前で演奏している。
ラン・ランはドイツ・グラモフォン/ユニバーサルの専属アーティストで、CDはいずれも世界中でクラシックのみならずポップスのトップ・チャートにも登場している。最新盤CDであるクリストフ・エッシェンバッハ指揮パリ管弦楽団とのベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番、第4番で、クラシックのビルボード・チャートでいきなり1位に躍り出た。また、ビルボード誌の新人アーティスト・チャートでは、クラシックのアーティストの最上位に輝いている。アマゾンは「何と美しい録音!演奏は素晴らしく、音は輝かしく豊かだ」と評し、特筆すべきは、彼がこの最新盤でグラミー賞にノミネートされたことであろう。中国人としては初めて、最優秀器楽ソロ演奏賞にノミネートされたのである。さらに、アカデミーから会長功労賞も授与された。一つ前にリリースしたCD「ドラゴン・ソング」では、彼の代表的なレパートリーであるショパン、ラフマニノフ、モーツァルト、リスト等の西洋のレパートリーから脱し、DVDに収められたドキュメンタリー・フィルムとサウンド・トラックによって聴衆を「彼の祖国」中国への革新的な旅へと誘った。2008年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とショパンのピアノ協奏曲第1番、第2番の録音が予定されている。
ゴールデン・グローブ賞作曲賞を受賞したアレクサンドル・デプラ作曲の「The Painted Veil」でソロを担当、譚盾作曲の「The Banquet」のサウンドトラックでも彼の演奏が聴ける。
中国の主要音楽大学で名誉教授の肩書を持ち、定期的にマスタークラスを行っている。ジュリアード音楽院、カーティス音楽院、ハノーファー音楽演劇大学でも教鞭をとっている。
公式website : www.langlang.com
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