鮮烈な超絶技巧と美しい抒情性をあわせもつ若きヴィルトゥオーゾ
「ナカマツは必ずや、現代を代表するピアニストになるだろう」。 1997年のヴァン・クライバーン国際コンクールに米国人として初の優勝を飾ったナカマツは、音楽教育は個人レッスンのみ、何と音楽学校には通っていなかった!
高校のドイツ語教師からトップ・ピアニストに転身した異色の存在である。
テクニックの鮮やかさは目の覚めるようで、しかも、音楽の輪郭をくっきりと色彩豊かに弾き進める演奏はまさにエキサイティング。2004年の待望の日本デビューでは秋山和慶指揮東京交響楽団とチャイコフスキーのピアノ協奏曲を快演、大きな喝采を浴びた。
CD=ハルモニア・ムンディ
●プロフィール
1968年カリフォルニア生まれの日系アメリカ人。音楽学校には通わず、個人レッスンで音楽教育を受ける。スタンフォード大学でドイツ語の学士号、同大学院で教育学の修士号を取得。高校のドイツ語教師だった1997年、第10回ヴァン・クライバーン国際コンクールに優勝。米国人また日系アメリカ人初の快挙は全米各地に報じられ、一躍時の人となる。以来、リサイタルや室内楽、ロサンジェルス・フィルなど全米各地のオーケストラとの共演、音楽祭への出演など、アメリカはもとより世界各国で活躍を続ける。1999年にはクリントン大統領夫妻の招待によりホワイトハウス・コンサートに出演。CDはハルモニア・ムンディから『ラフマニノフ:ピアノ協奏曲』『ブラームス:ピアノ・ソナタ』『ショパン:作品集』などをリリースしている。
●コンサート評から
ナカマツはあきれるほど見事なテクニックに加えて、申し分ないセンスの良さを備えている。彼が弾く音楽にはすべてに美しい艶がある。
(シカゴ・トリビューン)
ナカマツはピアノの詩人だ。歌心にあふれ、旋律がもつ叙情的な力をこの上ない豊かな感受性をもって紡ぎ出してゆく。
(ザ・サン)
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