ウィーンとベルリンの豪華メンバーによる
スーパー・アンサンブル
メンバー
ウォルフガング・シュルツ (フルート)
ハンスイェルク・シェレンベルガー (オーボエ)
ノーベルト・トイブル (クラリネット)
ミラン・トゥルコヴィッチ (ファゴット)
シュテファン・ドール (ホルン)
2005年4月、サイモン・ラトル指揮によるベルリン・フィルとウィーン・フィルの合同演奏会が実現した。世界を代表するトップ・オーケストラの共演が注目されたが、その先駆者的存在で、結成以来“世界最高の木管アンサンブル”の地位に君臨し続けているアンサンブル・ウィーン=ベルリン。十八番のモーツァルト、ベートーヴェンやJ.シュトラウスに加えて、イタリアやフランスの作品、現代曲も積極的に取り入れている。ザルツブルク音楽祭などヨーロッパ各地やニューヨークでの活躍、特にマウリツィオ・ポリーニとの共演は非常に高い評価を得ている。
CD=ドイツ・グラモフォン/ユニバーサル ミュージック、ソニー、
カンパネラ・ムジカ/カメラータ・トウキョウ
●プロフィール
1983年ウィーンとベルリンの名門オーケストラの首席奏者たちによって結成。ウィーンでのセンセーショナルな成功を皮切りに、世界各地の主要音楽祭やホールでのコンサートと録音を開始し、たちまち“史上最高の木管五重奏”との評価を得た。優れた弦楽奏者やピアニストたちだけでなく、ドビュッシー《ビリティスの歌》では女優のカトリーヌ・ドヌーヴとも共演している。1999年春にオリジナル・メンバーのライスターとヘーグナーに代わって、トイブル(ウィーン・フィル首席クラリネット奏者)とドール(ベルリン・フィル首席ホルン奏者)が加入。同年夏のザルツブルク音楽祭ではピアノのポリーニと共演して大成功を収め、続いてヨーロッパ各地とニューヨークのカーネギーホールでも共演した。2003年、結成20周年を祝う公演がヨーロッパとアメリカ各地で実現。また、ルツェルン音楽祭ではヴォルフガング・リームが捧げた新曲も披露された。
●コンサート評から
もしあなたが木管アンサンブルのコンサートに行ってみたいと思われるなら、アンサンブル・ウィーン=ベルリンを強くお勧めする。このウィーン・フィルとベルリン・フィルの首席奏者から構成されているグループは結成20周年を迎え、先日のアリス・タリー・ホールでの記念コンサートは満席となった。(中略)木管室内楽を、普通のクラシック音楽の公演とは少々異なるもの、と思われる方が多いかもしれない。しかし、室内楽はもっと多くの人に親しまれるべきだ。あらゆる観点からみて、このコンサートは今シーズンで最も価値があり、満足のいく公演だった。
ジェイ・ノードリンガー (ニューヨーク・クロニクル 2003年5月号) |