作曲家の武満徹から「今までに聴いたことがないようなギタリスト」と評されて以後、新しい世代の音楽家として常に注目され続けている。
マリア・カナルス国際コンクール第3位、アレッサンドリア市国際ギター・コンクール優勝など数々のコンクールで受賞。
2004年6月〜2006年2月まで8回にわたり、20世紀に生まれたギター音楽を毎回異なる視点でアプローチする演奏会「ギター・エラボレーション」を白寿ホールで開催。2005年には、ベルリン・パリ・東京にて、武満徹の舞台「マイ・ウェイ・オブ・ライフ」でケント・ナガノ指揮ベルリン・ドイツ交響楽団と共演。同年タイ国際ギター・フェスティバルにも出演し、2006年、同フェスティバルに再び招かれた。2006年7月、コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバルにキャスパー・トランバーグ・タケミツ・プロジェクトのギタリストとして出演。
内外の演奏家からの信頼も厚く、これまでに、クロード・ボリング、マーティン・テイラー、渡辺香津美、荘村清志、ブランドン・ロス、古部賢一、須川展也、天羽明惠らと共演を重ねている。また、小澤征爾が中心となって行われるサイトウキネン・フェスティバルには、ゲスト・プレイヤーおよびオーケストラ・メンバーとして、1997年以降頻繁に招かれている。
現代音楽の初演や、アンサンブルとコンチェルトの膨大なレパートリーでの、明晰な解釈力と洗練された技術は、多方面からの評価を確立し、難度の高いプロジェクトにおけるファースト・コール・ギタリストの位置を維持している。
また、斬新なレパートリーと新鮮な解釈によるアルバム制作はいずれも高い評価を受け、「カタロニア讃歌〜鳥の歌/禁じられた遊び〜」は2005年度芸術祭優秀賞(レコード部門)を受賞。2006年には武満徹の没後10年を記念し、映画音楽集「夢の引用」を、2007年4月には「カタロニア讃歌〜」に続くスペイン作品集第2弾「セレナータ・エスパニョーラ」をリリースし、レコード芸術誌特選盤に選ばれた。8月には、最新アルバム「キネマ楽園」をリリースした。
2000年出光音楽賞受賞。2006年度芸術選奨文部科学大臣新人賞受賞。
現在、NHK-FM「気ままにクラシック」のパーソナリティを務めている。
洗足学園音楽大学客員教授。
ギターを市村員章、福田進一、尾尻雅弘の各氏に、作曲を川上哲夫、中島良史の両氏に師事。ほかに、ザルツブルグ・モーツァルテウム音楽院においてエリオット・フィスク、ホアキン・クレルチの両氏に師事。
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