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| オーケストラ 2006 11.15〜11.23 |
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ウィーン・コンツェン トゥス・ムジクス
ニコラウス・アーノンクール : 指揮 |
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Concentus Musicus Wien / Nikolaus Harnoncourt |
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一回一回の指揮が世界を震撼させるマエストロ
手塩に掛けたオーケストラとともに
26年ぶり待望の来日公演が実現!
「常に新しい扉を開きたい」「未知なものに対する好奇心が私を動かす原動力」「誰もが予想できるような結果としないことを常に考えて演奏に向かう」ーー最近ニコラウス・アーノンクールが語っている言葉である。
2006年に77歳となるアーノンクールの来日は長旅からくる時差が原因で極めて困難だった。しかし、最近の2度にわたる北米ツアーを元気に乗り切ったことで、日本からの招きを承諾、ついに来日が実現する。
26年ぶりの来日にあたる今回、アーノンクールは二つのオーケストラ、ウィーン・フィルとウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを選び、モーツァルトを境としてその二つを振り分ける。彼が古楽演奏のウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成して50年以上になるが、その間、モンテヴェルディ、バッハ、ヘンデル、ハイドン、モーツァルトとレパートリーを拡げてきた。レコードや映像で彼らの演奏を楽しんできた愛好家はもちろんのこと、初めて接する聴衆も、アーノンクールならではの純粋な音楽的言語に満ちた生演奏に立ち会うことで、特別な感動を得ることになるだろう。
CD=テルデック/ワーナーミュージック
BMGファンハウス
●プロフィール
ウィーン・コンツェントゥス・ムジクス
1953年ニコラウス・アーノンクールによって結成された。以来、半世紀を経た今も、オリジナル楽器による演奏をリードするトップ・アンサンブルとして活躍している。
1970年に開始したバッハのカンタータ全曲録音をはじめ、膨大な数のレコーディングは内外のさまざまな賞に輝いている。バッハ《ロ短調ミサ曲》とモンテヴェルディの3つのオペラ作品ならびに《聖母マリアの夕べの祈り》の録音は、時代を画する名演として古楽演奏の国際的な基準となった。
ウィーンでの定期的な演奏に加え、ヨーロッパ各地へのツアーも行っている。プログラムでは主にモーツァルト、ハイドン、ヘンデルを取り上げ、ソリストにはメゾソプラノのチェチーリア・バルトリ、ソプラノのエヴァ・メイ、バーバラ・ボニーらを迎えている。
ニコラウス・アーノンクール (芸術監督)
1929年ベルリン生まれ。ウィーンでチェロを学び、ウィーン交響楽団にチェリストとして在団。1953年にウィーン・コンツェントゥス・ムジクスを結成し、古楽のオリジナル楽器による演奏普及に努める。70年代にはチューリヒ・オペラを中心にヨーロッパの主要オペラハウスでモンテヴェルディから近代までの幅広いオペラ・レパートリーを指揮。近年は、ウィーン・フィル、ロイヤル・アムステルダム・コンセルトヘボウ管などのオーケストラへの客演も多い。
●海外レポートから
アーノンクールが初めて取り上げたヴェルディ「レクイエム」は、虚飾を廃した厳粛な解釈で、まさに目からウロコの経験だった。(中略)
これに続いて18日アーノンクールはヘンデル《メサイア》をライヴ録音した。
今回のウィーン・コンツェントゥス・ムジクスとのアーノンクールの演奏は、かなり意表を衝くもので、全体に穏やかで、澄み切った心境が表面に出ている。例えばあの〈ハレルヤ・コーラス〉にしても、ごく静かにメゾピアノぐらい、テンポもずっと遅めで歌われて、けっして激昂することがない。祝祭的よりは、むしろ内省的にキリストの生涯を語るわけで、アメリカあたりのアマチュア合唱団の大軍が元気いっぱいに叫ぶ、というのとはまったく別の世界だ。
オーケストラが古楽団体、それに小ぶりのアーノルト・シェーンベルク合唱団、ソリストもクリスティーネ・シェーファー(S)、アンナ・ラルソン(A)、ミヒャエル・シャーデ(T)、ジェラルド・フィンリー(Br)と、揃ってオラトリオの名手であり英語に強い歌手を起用して、万全を期している。75歳の誕生日を機会にBMGによってライヴ録音されたヴェルディとヘンデルの大作は、アーノンクールの近年のヒットであり、彼の全ディスコグラフィの中でも特別の位置を占めるものになることであろう。
山崎 睦 (音楽の友 2005年2月号)
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