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オーケストラ


2006年度

バンベルク交響楽団
ジョナサン・ノット


ハノーファー
北ドイツ放送フィル

大植英次


マーラー・チェンバー・
オーケストラ

ダニエル・ハーディング


ルツェルン祝祭管弦楽団
クラウディオ・アバド


ニューヨーク・フィル
ロリン・マゼール


ウィーン・コンツェントゥス・
ムジクス

ニコラウス・アーノンクール


ロイヤル・コンセルトヘボウ
管弦楽団

マリス・ヤンソンス

ジョナサン・ノット (ソプラノ)
オーケストラ  2006 5.22〜5.30
バンベルク交響楽団
 ジョナサン・ノット : 指揮
 庄司紗矢香 : ヴァイオリン
Bamberger Symphoniker / Jonathan Nott
 
ドイツ伝統の重厚な響きを今に受け継ぐ
バイエルン州の名門オーケストラが
知性派マエストロと共に真の感動を呼ぶ



 渋く重量感のある弦、無骨に太い金管、その弦と金管にぴったり調和する木管・・・ドイ ツの伝統的なオーケストラの音色を想う時、浮んでくるイメージそのものが今もこのオーケストラには残っている。グローバル化がますます加速するオーケストラの世界にあって、不器用なまでに伝統を固持するバンベルク交響楽団の個性こそ新鮮に思える。
 バイエルン州の小都市バンベルクは人口わずか7万人。何とその一割にあたる7千人もの定期会員を擁するバンベルク響に、2004年、バイエルン州立フィルハーモニーという、さらなる正式名称が与えられた。まさにバイエルン州の音楽文化大使という名誉ある使命を担う存在だ。
  そして、カイルベルト、ケンペ、クラウス、ヨッフム、シュタインらドイツの名匠たちに鍛えられ、創り上げられたこの独特のジャーマン・サウンドに、今新たな伝統が加わりつつある。現代音楽への深い共感と鋭い感性で名声を高めてきたジョナサン・ノットが2000年首席指揮者に就任。今回のツアーでは両者の6年にわたる充実した共同作業の成果を披露する。さらにゲスト・ソリストに庄司紗矢香を迎え、圧倒的な感動への期待が高まる。
 CD=テューダー



プロフィール


バンベルク交響楽団

  1946年、第二次大戦後避難民としてバイエルン州の古都バンベルクに移って来た、プラハ・ドイツ・フィルハーモニーの元メンバーやカールスバードやシュレジアからの音楽家たちによって結成。最良の音楽の伝統の発祥地であるボヘミア気質を受け継ぎ、行き届いた訓練、卓越した技術と感性、洗練された響きでたちまち成功を収める。ヨーゼフ・カイルベルト、ルドルフ・ケンペ、ハンス・クナッパーツブッシュ、クレメンス・クラウス、オイゲン・ヨッフム、ホルスト・シュタイン、インゴ・メッツマッハーら著名な指揮者たちが独自のサウンドを磨き上げた。
 冷戦の終結によって、バンベルクは地理上でも政治面でもドイツのそしてヨーロッパの中心の位置を占めることとなり、1993年には「ヨーロッパ有数の名オーケストラ」(オイゲン・ヨッフム談)にふさわしい優れた音響のバンベルク・コンサートホールも完成して、世界一流と評価の高い夏のコンサートシリーズ(1994年〜)を開催するなど更なる飛躍を遂げている。
 2000年首席指揮者にジョナサン・ノットを迎え、将来を見据えたオーケストラが彼の手に委ねられた。
現在ドイツで最も多忙なオーケストラであり、年間約120回の演奏会をバンベルクはもとよりドイツ各地や外国で開き、ラジオ・テレビ放送やCD録音も盛んに行っている。


ジョナサン・ノット (音楽監督)

 1962年イギリス生まれ。ケンブリッジ大学セント・ジョンズ・カレッジ、およびマンチェスターのロイヤル・ノーザン音楽大学で声楽を学び、ロンドンのナショナル・オペラスタジオの副指揮者を経て1989年からフランクフルト歌劇場の指揮者に就任。
 1992から1993年にはヴィースバ−デン州立歌劇場の指揮者を、1995から1996年にはヴィースバーデン市の音楽総監督を務める。
 2000年にパリのアンサンブル・アンテルコンタンポランの音楽監督に迎えられ、また、ベルゲン・フィル、ストックホルム放送響、WDR放送響(旧ケルン放送響)、シュトゥットガルト放送響楽団など数々のオーケストラに客演。
 1997年から2002年までルツェルン交響楽団の音楽監督を務め、2000年からバンベルク交響楽団の音楽監督に就任。ベルリン・フィルを指揮したリゲティ作品集(ワーナー・ミュージック)が非常に高い評価を得ている。


庄司紗矢香 (ヴァイオリン)

  16歳でパガニーニ国際コンクールに史上最年少かつ日本人初の優勝を飾る。メータ指揮イスラエル・フィルとの共演によるデビューCDをドイツ・グラモフォンからリリース。これまでにメータ、テミルカーノフ、ビシュコフらの指揮のもとイスラエル・フィル、サンクトペテルブルグ・フィル、ケルン放送響等の国内外の主要オーケストラ、およびルツェルン音楽祭など国際的な音楽祭からも度々招かれている。 1999年度都民文化栄誉賞受賞。ケルン国立音楽大学卒業。



コンサート評から

 昨夜のジョナサン・ノット指揮によるバンベルク交響楽団のR.シュトラウス《アルプス交響曲》の演奏会は、この音楽祭を20年間聴き続けてきた批評家の一人として、最も素晴しくこの世のものと思えない体験となった。(中略)演奏に関してコメントすることが何かできるだろうか。最高度に円熟し、豊かで深みのある、些細な変化が表現された演奏。このオーケストラは、250年前にモーツァルトの《ドン・ジョヴァンニ》を初演した歴史を持っている。それは伝統と経験に満ち、厳格にバランスがとれ磨き上げられた黄金のアンサンブルとして君臨している。

マイケル・トゥメルティ (ザ・ヘラルド 2003年8月25日)



LINKS

 ・ バンベルク交響楽団のウェブサイト (ドイツ語)
 ・ Nikkei Net10 「世界遺産都市が誇るもう一つの財産」
レポート : 日本経済新聞社 フランクフルト支局磯山友幸氏



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