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ヴァイオリン


アン・アキコ・マイヤース(ヴァイオリン)
ヴァイオリン
アン・アキコ・マイヤース
Anne Akiko Meyers, Violin
情熱的な演奏、華麗なテクニック、そしてステージでの圧倒的な存在感で有名な国際的アーティスト、アン・アキコ・マイヤースは、今日もっとも高い人気を誇るヴァイオリニストの一人である。公演と録音の双方で活躍し、世界の著名指揮者や一流交響楽団と共演している。伝統的作品と現代作品のいずれのレパートリーにおいても、その深い洞察による解釈が世界中の批評家から絶賛されている。

2006-06シーズンのマイヤースの主な活動としては、新日本フィルハーモニーとの共演によるサントリー・ホール19周年記念ガラ・コンサート、広島交響楽団との日本・韓国ツアー、英国のラジオ3から放送されるBBCスコットランド交響楽団によるバーンスタインのセレナードへの客演、ジョン・コリリアーノの映画音楽「レッド・ヴァイオリン」からのシャコンヌをフィーチャーしたロチェスターー・フィルハーモニーとのコンサートなどが予定されている。米国全土でのオーケストラとの共演やリサイタルに加え、今春からヴァイオリニスト兼作曲家であるマーク・オコナーとのコラボレーションを開始し、オコナーのダブル・コンチェルトや新作の弦楽四重奏曲を演奏する。録音では、大きな期待が寄せられているアンドリュー・リットン指揮ダラス交響楽団とのAngelfireの録音が、今秋ハイペリオンからリリースされる予定である。ピューリッツァー賞を受賞した作曲家ジョセフ・シュワントナーが彼女のために書いた新作を、マリン・オルソップ指揮ナショナル交響楽団と共にケネディー・センターで世界初演した。マイヤースは現在活躍している作曲家の作品を演奏し、それを発展させることに特に力を注いでいる。また、やはり彼女のために書かれた佐藤聰明のヴァイオリン協奏曲を、本名徹二指揮東京都交響楽団との共演でライブ録音したものが、今秋カメラータ・レーベルからリリースされる。AVIEレーベルでの彼女の最新ディスクには、日本とフランスの作曲家による作品が収められ、世界中で広く絶賛されている。

最近の特筆すべき演奏としては、カーネギー・ホールでの客演、スペイン・マドリッドでのRTVEオーケストラとのテレビ出演、金沢交響楽団との日本ツアー、ビルバオ交響楽団やバンクーバー交響楽団との再演などが挙げられる。また最近のシーズンでは、ボルチモア交響楽団、ボストン交響楽団、ロサンジェルス・フィルハーモニック、モントリオール交響楽団、ナショナル交響楽団、ニューヨーク・フィルハーモニック、フィラデルフィア管弦楽団、セントルイス交響楽団、セントポール室内管弦楽団をはじめとするアメリカの多数のオーケストラと共演している。世界的にも高い評価を得ている彼女は、オーストラリア室内管弦楽団、ベルギーのイ・フィアミンギ、ベルリン放送管弦楽団、ボーンマス交響楽団、ブダペスト祝祭管弦楽団、ブエノスアイレスのコロン劇場交響楽団、イングリッシュ室内管弦楽団、ハレ管弦楽団、ハンブルグ交響楽団、モスクワ・フィルハーモニック、オランダ放送交響楽団、パリ管弦楽団、ポーランド国立放送交響楽団、プラハ交響楽団、エルサレム交響楽団、ハーグ・レジデンディ管弦楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニック、シンガポール交響楽団、スウェーデン放送管弦楽団、シドニー交響楽団、NHK交響楽団、ウィーン交響楽団、ワルシャワ・フィルハーモニックのツアーに参加し、またソリストとして共演している。

世界中の音楽主要都市に招かれ著名指揮者と演奏しているマイヤースがこれまでに共演した指揮者には、マリン・オルソップ、セミヨン・ビシュコフ、セルジュ・コミッショーナ、ジェイムズ・デプレイスト、イヴァン・フィッシャー、アンドリュー・リットン、マリス・ヤンソンス、ネーメ・ヤルヴィ、パーヴォ・ヤルヴィ、ズービン・メータ、クシシュトフ・ペンデレツキ、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキー、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキー、レナード・スラトキン、デイヴィッド・ジンマン等が名を連ねる。また多くの作品の初演にも参加しており、ナタン・キュリエ、ロディー・エリアス、ジェニファー・ヒグドン、佐藤聰明、ジョセフ・シュワントナー、エセキエル・ヴィナオ等がいる。

録音ではRCAビクター、レッド・シール、RPOといったレーベルで活躍しており、RPOに録音したクリストファー・シーマン指揮ロイヤル・フィルハーモニック管弦楽団とのバーバーのヴァイオリン協奏曲やブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、サン=サーンスとフォーレのソナタは群を抜いて素晴らしい録音である。またRCAへの録音では広範囲のレパートリーに取組み、ヘスス・ロペス=コボス指揮ロイヤル・フィルハーモニックとのラロのスペイン交響曲、ブルッフのスコットランド幻想曲や、フランクとシュトラウスのソナタ、アンドリュー・リットン指揮フィルハーモニア管弦楽団とのメンデルスゾーンの協奏曲を始めとする数々の名作、ドミトリー・キタエンコ指揮フランクフルト放送交響楽団とのプロコフィエフのヴァイオリン協奏曲などがある。ソナタのアルバムには、日本の民謡などを収めた「愛の挨拶」と題されたものや、コープランド、アイヴス、ピストン、デイヴィッド・ベイカーの作品を取り上げたしたアルバム(ピアノ: アンドレ・ミッシェル・シューブ)がある。一番最近の録音(AVIE)にはドビュッシー、メシアン、ラヴェル、佐藤、武満の作品が収められている。

マイヤースのキャリアをさらに充実させているのが、アメリカ、ヨーロッパ、極東での演奏の生中継である。カザルス音楽祭でのクシシュトフ・ペンデレツキ指揮モントリオール交響楽団との演奏はA&Eネットワークでテレビ放映され、PBSではジョン・ウィリアムス指揮ボストン・ポップス・オーケストラとの演奏がテレビ放映された。また、ジョニー・カーソンの「トゥナイト・ショー」への出演は、全米から注目を集めた。ジェイムズ・デプレイスト指揮でのシベリウスの協奏曲や、レオポルト・ハーガー指揮RTVEとのブルッフの協奏曲の演奏は、ヨーロッパ全土にテレビ放映された。

アン・アキコ・マイヤースの才能は伝統的なコンサートの世界を越えて、広く認められている。アメリカ並びに日本では、テレビや印刷物でのマーケティング活動に数多く登場しているほか、1998年には、アン・クラインのファッション・キャンペーン「Women of Substance」のモデルに抜擢された。アニー・レイボヴィッツが写真を担当し、世界中の雑誌に掲載されたこのキャンペーンは受賞の栄に浴した。

世界的音楽祭でも人気の高いアーティストとして、アスペン、ハリウッド・ボウル、石川、メインリー・モーツァルト、宮崎、モゥストリー・モーツァルト、シアトル室内楽協会、ラホヤ夏音楽祭、タングルウッド、ブラヴォー・ヴェイル・ヴァレー等の音楽祭に頻繁に呼ばれている。これまでに東京で開催されたジェラルド・シュワルツ指揮によるモゥストリー・モーツァルトや、ペーター・ウンジャン指揮新シンフォニエッタのベルギー及びオランダのツアーに参加している。また、1988年にはリンカーン・センター音楽祭(ニューヨーク)のレナード・バーンスタイン記念式典に招かれ、北京故宮博物館やマドリッド、オタワへの記念リサイタル・ツアーにも参加した。

アメリカ人と日本人の両親のもとにサンディエゴに生まれたアン・アキコ・マイヤースは、そのダイナミックで説得力のある演奏で同世代のトップ・アーティストに上り詰めた。1986年にヤング・コンサート・アーティストに名を連ね、1993年にはアヴェリー・フィッシャー・キャリア助成金を受けた。毎年給付されるこの助成金が一人のアーティストだけに与えられたケースは彼女の他にいない。コルバーン・スクール・オブ・パフォーミング・アーツ(ロサンジェルス)でアリス・シェーンフェルドに、インディアナ大学でジョセフ・ギンゴールドに、ジュリアード音楽院で川崎雅夫ドロシー・デュレイに師事した。ニューヨーク市在住。マイヤースの情報は彼女のウェブサイトwww.anneakikomeyers.comで入手できる。


LINKS
公式サイト http://www.anneakikomeyers.com

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